物体を配置し、光源となるランプ、そして視点となるカメラの配置も完了すれば、次はいよいよレンダリングです。
レンダリングとは、座標や質感を与えられた物体を計算によって画像化することです。 ランプを光源、カメラを視点として陰影の計算を行い、マテリアルやテクスチャで物体の表面の質感・模様を計算します。
上図はレンダリングしたオニヤンマの画像(つまり完成した作品)です。
余談ですが、このオニヤンマの制作期間は約10日です。 3DCGを始めて4日目から作り始めた作品で、Blenderの勉強をしつつ制作したため10日も費やしましたが、慣れている人なら半日もかからないのではないかと思います。
レンダリングの結果、望んでいた通りの画像が得られればレンダリングは1度で終わります。 しかし、実際の作業ではそんなに簡単にはいきません。
そのため、実際の作業では最初に簡易的なレンダリングを行います。 その結果を見ながら各種調整を行い、満足する結果が得られるまで簡易的なレンダリングを繰り返します。 簡易的なレンダリングで狙い通りの結果が得られたら、最終的なレンダリングを行います。