描きたい物体のモデリングやマテリアルの設定、テクスチャの貼り付けが済んだら、次にその物体を配置しなければなりません。
机の横に椅子を配置したり、タバコの横にライターを置いたり...という具合です。
ただし、物体の配置が済んだだけでは、完成した3DCGの画像を得ることはできません。 我々が物体を見ることができるのは世界に光があるおかげで、光がなければ黒い闇が広がるだけです。 現実の世界が太陽や照明で照らされているように、3DCG制作のための仮想的な世界にも光源を配置する必要があります。
Blenderでは、ポイントライト・太陽・スポットライト・ヘミライト・エリアライトの5種類のランプを使用することができます。 また、Blenderではランプだけでなく、メッシュ自身を発光させることもできるようになっています。
対象物とランプの配置を終えても、まだ作業は終わりではありません...視点となるカメラを配置する必要があります。 カメラは、3DCGを描画するための視点となるもので、本物のカメラのように画角を設定することができます。
上図はシーンにランプとカメラを配置しているところです。